患者さんの心拍が下がって、急いでアトロピンをシリンジに吸おうとしたら、アンプルを持っている指をブスッと。
これまで縫合針では何度かありましたが、注射針で自分を指してしまったのは初めて。
やっぱり慌ててるとダメですね。
注射針での針刺しというと、リキャップのことがよく言われますが、考えてみると、1ml程度の小さなアンプルから薬液を吸うときも、動作的にはほとんどリキャップとおんなじ。
むしろリキャップより口が小さくて危ないのかも。
でもアンプルから薬液を吸う動作についてはあまり問題にされているのを聞いたことがないよなぁ。
アンプルから薬液を吸い取るときは、採血などと違って、血液汚染された針ではないから、問題ないということなんでしょうか?
アトロピンとかエフェドリン、ボスミンなどは、小さいアンプルながら急いで使うことが多いだけに、針刺し事故がたくさん起きていそう。
あ、そっか、だからエピクイックとか、プレフィルタイプの薬剤ができてきたのか。。。
スイマセン、ひとり納得でお終いです(^^;
各自の、注意力じゃ限界がありますよね。看護部からの一斉のお達しだったのでどの部署でも一斉にかわりました。(でも、オペ室はおくれてて最近やっと、みんなそっちで吸い上げるようになりましたが)
つい、一筆書いてしましました。
お互いよそ見は禁物ですし,ちゃんと見ていても術野とか狭くて器材が散乱していると,やりやすいですし,やられやすいですね.気をつけましょう.
知りませんでした。
コスト的にはどうなんだろう? ふだん吸い上げ用に使っている18G針
よりはきっと高いんだろうなぁ。
オペ室では薬剤準備は基本的に麻酔科医の仕事なので、麻酔科医の
強い押しがないかぎり、導入はちょっと難しいかもしれないけど、
ちょっと調べてみようと思います。情報ありがとうございました。
mimimiさん、Eメスって電気メスのことですか? 確かに口腔外科では
先が針みたいな電メスを使ってますよね。うちでは小さな手術では器械出しNs
がつかずにDr.だけでやることがありますが、その場合の器械台の上の乱雑ぶり
はそれはそれは見事。安全を守るためにも、器械台整理係としてナースは
やっぱり必要だよなぁと思います(笑)
ジョセフィンさん、焦って手が震えるっていうの、ありますよね。
特に術野から外回りの差し出すアンプルから薬を吸い上げるとき、
笑ってしまうくらいに手が震えて外回りさんの手を刺しそうになったことも(^^ゞ
私の病院はリキャップによる針刺しが病棟で多いとのことで、今、イントロキャスという
サーフローみたいなものが試供品で入ってきています。1回内筒から針を抜くと。安全装置みたいなのが広がって、2度と内筒の中に針が入らないようになっているものです。
ただ、現場のスタッフには、今のところ不評で、血管確保しにくいといわれております。
管理人さんが言ってる様に、術やから外回りの差し出すアンプルから薬を吸い上げるとき、ほんと手が震えて、外回りさんの手をさしそうになったことも何回もあります。あれの緊張はなんなんでしょうね(笑)
先が平たくて長いのと,針のようにとがったのをよく使います.
当院でも手洗いした看護師はつかず,歯科医師だけで行います.同じような手術でも耳鼻科はDr2人,Ns1人で行い,口外はDrだけ3〜4人でします.
麻酔をしていた頃は,アンプルを吸う時の針刺しはした事無いのですが,アトロピンなどの小さいアンプルを開封する時に,本体そのものを握りつぶした事があります.アンプルのクビをおるのと同時に,本体も グシャッ って.痛かったです...
はいったことがありましたが、使い勝手が悪いということで
即不採用でした。
リキャップをしないというたかだかそれだけのために、
コストかけすぎ! と思うのですが、実際に商品化されているんですよねぇ。不思議。
mimimiさん、アンプルを指で握りつぶす!?
想像しただけで痛そうですね〜(^^;
しばらく手洗いできなくなっちゃいそう、、、
で、安全装置付留置針についてですが、各社色々発売していて、それぞれに使い勝手や切れ味が微妙に異なるみたいですね。
ただ、保険償還価格は従来品が98円、安全装置付は115円となっており、行政としても針刺し事故を減らすために若干優遇してあります。
でも管理人さんのおっしゃる通りコスト高になることに安易に流されず、まずは小容量型針捨BOX使用の徹底等、先にやるべきことを実践していくことが大切ではないかと・・・
励みになるコメントありがとうございました。
安全装置付留置針の償還価格なんてものがあったんですね。知りませんでした!
留置針に関してはその場で捨てればいいだけですけど、オペ室的に問題になるのは術野で使う局所麻酔なんです。一回使ったらお終いというわけではなく、術中、必要に応じてなんども使うものなので、剥き出しの針を器械台の上に置いておくのとリキャップした方がどちらが安全なのかという問題。
この辺は病棟のことしか考えない病院上層部が理解してくれないところなんですよねぇ。
これはいずれブログでも記事にしようと思います。
アメリカでの取り組み&各種研究データ、参考になりました。アメリカと日本の針刺し事件数の違いには安全装置着き留置針が関係しているというデータがあるのは知りませんでした。
日本でも躍起になってそれらを普及させようとしているのはこうした根拠に基づくものだったんですね。
サンダル履きの問題点も興味深かったです。うちのオペ室はいまだにサンダルです。幸いメスを落として足にさしたなんて事例はありませんが、改善を考えるべきですね。
丸針をマチュー持針器で把持するのはさほど問題はありません。気をつけなくちゃいけないのは逆です。先が繊細なダイヤモンド持針器で角7くらいの大きな針を掴んでガシガシ縫っていくとダイヤモンドチップが見る見る摩耗してしまいます。
繊細な作業用に作られた器械で粗雑な操作をしてはいけないということ。そんな風に理解したらどうでしょう?
・治療の必要性の認識はいまだ浸透していないように感じます。