2006年12月29日

放送大学のカリキュラム、おもしろそう!

放送大学に入ってみようかなという話を以前に書きました。
放送大学で正規に取れる学位(=教養学士)にはあまり興味はありませんが、31単位さえ取得すれば大学評価・学位授与機構に申請して、看護学士が取れるという話に惹かれたからです。

先日請求した放送大学の入学資料が昨日とどきました。内容をパラパラっと見ていて思ったのですが、なんだか面白そう!

放送大学は教養学部だけの単科大学です。たとえば経済学部とか薬学部と言われれば、どんな勉強をするのかイメージもつきますが、教養学部ってなによ? と、ちっともイメージがわかないでいました。

開講されている講義を見てみると、一般科目(いわゆる一般教養ってやつですね)の他に6つの専攻に分かれているみたいですね。

1.生活と福祉
2.発達と教育
3.社会と経済
4.産業と技術
5.人間の探求
6.自然の理解


それぞれに下に科目があって、科目総数は300だそうで、思いのほか幅広い内容にびっくりしました。

とりあえずどんな人が入ってきても興味のある分野が見つかりそうな感じです。教育、心理、歴史、哲学、数学、物理、生物学、法学、経済、福祉、看護。それぞれの専門学部・学科に比べればはるかに浅いとは思いますが、それぞれの分野で学問の入口程度は学べそう。興味の出発点としても良さそうです。

考えてみれば、私も大学に通っていた時代、面白かったのは一般教養の講義だったなぁと思い出しました。専門科目の部分は必修が多くて選べる部分が少なかったというのもありますが、一般教養で次は何を取ろうかなぁと、単位的には十分足りているのに興味からいろんな講義に顔を出していたものです。

文学、法学、哲学、宗教学、論理学、博物館学、図書館情報学、生理学、etc.
ギリシャ時代から続いている「学問」の体系というものに触れて、学ぶとはどういうことなのか、考えるきっかけになったのは一般教養の講義を通してだったような気がします。

最初は看護学士取得ねらいで、効率よく31単位だけを取ってやろうと思っていましたが、カリキュラムを見ているうちにちょっとまじめに勉強してみようかなという気にもなってきました。

◆ 放送大学の期末試験日程

放送大学の授業自体は、授業料に含まれている専用テキストと、ラジオやテレビ放送ということになっています。放送は見なくてもいいし、必要なら各地域に開設されている学習センターに行けばビデオの形でいつでも見ることができます。

そんな自由な放送大学ですが、社会人入学者に問題となるのは期末試験。こればかりは決められた日時に試験場に行かなければならないので、休みが取れるかというのが大きな問題になります。その点がいちばん心配だったのですが、入学申請書と一緒についていた期末試験時間割をみて安心しました。

確かに土日以外の平日にも試験が行われる科目があるのですが、よく見ると2学期にも同じ講義が開講されてその場合は土日に試験が実施されるように調整されているみたいです。自分が受けたい講義のところだけしか見ていないのですべてがそうなっているのかは分かりませんが、1学期2学期を合わせれば、希望する講義は大体試験を受けられそうな感じでした。

病棟勤務のナースならあまり問題ないかもしれませんが、平日勤務がメインの手術室看護師にとっては、やっぱり土日というのが都合がいいんですよね。

ということで、放送大学の授業科目案内を見ながらニヤニヤしているところです。

参考まで、看護関係で開講されている授業としては、ぱっと目に付いたところで、

・疾病の回復を促進する薬
・看護学概説
・基礎看護学
・在宅看護論
・公衆衛生
・感染症と生態防御
・現代科学と医療
・賢くなる患者学
・食と健康
・脳科学の進歩
・がんの健康科学
・患者からみた医療
・人体の構造と機能
・疾病の成立と回復促進


といったものがありました。

4月入学の場合の出願期間は12/15〜2/15までです。資料が届くまで2週間弱掛りましたので、興味がある人は早めに資料請求した方がいいですよ。出願に関してはインターネット上でもできるそうです。
posted by Metzenbaum at 20:32 | Comment(19) | TrackBack(0) | 学士(看護学)取得
この記事へのコメント
自分も放送大学始めるときは、科目の多さに驚きました。しかも、毎年微妙に更新されていて、科目が増えていたり減っていたり。今年こそ終わらせてやろうと思っていましたが、募集が始まっていたとは、危うく見過ごすところでした。大変、助かりました。試験の形もマーク形式だったり、論文書いたりありますんで、試験の方式も要チェックでし・・個人的には・・。お互い頑張りましょう!!
Posted by れん at 2006年12月30日 11:25
れんさん、こんにちは。
今年取り損ねた科目が来年もまたあるとは限らないんですね。そっかぁ、それは考えてなかったなぁ。取れるものは早めに手を打っておいた方がいいのかも知れませんね。それと試験方式ですが、その情報はどこで調べられるんですか? 授業科目案内をパラパラッと見てみたのですが、どうも見つからなくて。。。スイマセン、教えてください!
Posted by 管理人 at 2006年12月30日 12:20
管理人さん
このlogとは全然関係ない事ですが、ここしか伝える場所がないので...。
今年もお疲れ様でした。ネットを通してこのサイトと出会えたことで、手術室のことを再度見直す機会にもなってありがたかったです。
来年も、色々な話題で手術室看護を伝えていってくださいねぇ(^-^)

良いお年を!
Posted by 姉さん at 2006年12月31日 17:58
姉さん、年末のご挨拶、ありがとうございました。去年の3月頃に発作的にはじめたこのブログですが、思いのほかたくさんの方にみていただけるようになって、コメントからもたくさんのモチベーションをいただいてこれまで続けてきました。

4月以降、別部署に跳ばされることがない限り、続けていこうと思っていますのでどうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに私、新年は病院のオペ室で迎えました。くじ引きで運悪く31日の当直を引いてしまったんです。。。。
Posted by 管理人 at 2007年01月01日 15:04
放送大学の試験の件ですが・・。よく考えてみると試験前に試験の方法とかわからなかったみたいな気がしてきました。うその情報を書いてしまい、申し訳ありません。確かに、募集要項とかみても書いてありませんね・・。あやふやな記憶で書き込んでしまい申し訳ありませんでした。自分は全部マークだと思っていたのに、小論文だったんで驚いて、そこだけ記憶に残ってしまっていたようです。本当にすいませんでした・・。
Posted by れん at 2007年01月01日 23:32
れんさん、お返事ありがとうございました。小論文の試験かぁ。確かに会場でいきなり原稿用紙が配られたら面くらいますよね。

れんさん、放送大学の先輩としてテストが小論文形式の科目、覚えていたらこっそり教えていただけるとうれしいです(^^)
Posted by 管理人 at 2007年01月02日 04:22
小論文の科目覚えていますよ。今までひとつしかめぐりあっていませんから。ここにかいていいんですかね・・。
Posted by れん at 2007年01月02日 11:42
れんさん、小論文の科目、私はここに書いてもらって問題ないと思っているのですが、、、マズイのかな?

口コミ情報ということでれんさんさえ構わなければ、ぜひお願いします!
Posted by 管理人 at 2007年01月03日 15:07
もう2年くらい前になりますが、「家族論」という科目を受けたときは、筆記でした。原稿用紙400字か800字程度だと思いますけど・・。今はどうなっているかは不明です。
Posted by れん at 2007年01月05日 18:31
れんさん、情報ありがとうございました。
「家族論」ですね。覚えておきます。
文系の科目で、身近な問題を取り扱った科目なんかはレポート課題、あり得そうですね。

試験がレポートだとわかっていれば、事前の勉強方法も違ってきますからね。貴重な情報ありがとうございました。
Posted by 管理人 at 2007年01月07日 11:28
管理人さん初めまして。
私も4月から放送大学の3年生に編入し、学位授与機構で看護学士を取得するつもりです。
悲しいかな看護業界って学歴偏重ですよね。
いくら仕事がバリバリ出来ても准看は所詮准看、出来なくても正看なら重宝され、ましてや注射がめっちゃ下手でも看護大卒であれば一目置かれる・・・(表現がまずかったらごめんなさい。その場合削除して下さい)

教育課程が違うから格差があって当然なんだけど、専門学校卒ナースの私としてはやはり医師と対等に向き合うために、また学生指導や新人教育にはエビデンスに基づいた看護感と知識が必要であり、そのためにも学歴は必要不可欠だと考えています。

同じ部署で働く先輩は准看ですがとても仕事が出来るし、医者の扱いも上手、患者さんにも優しいととても尊敬できる方なのですが、進学するには家庭の事情があるから無理と言われています。
その先輩にも学士を取ってほしくて一足先に実践してみようと思っています。
私をみて頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいのですが・・・

ところで放送大学は色々な科目があり楽しそうですよね。
まだ申し込みはしていませんが、もう少し時間があるのでじっくり考えてから科目を選びたいと思っています。



Posted by ひかる at 2007年01月09日 19:42
ひかるさん、はじめまして。4月から同級生(?)ということで、情報交換等、どうぞよろしくお願いいたします(^^)

看護業界、確かに学歴に対する意識が強いですよね。同じ看護師免許で同じ仕事をしているのに、高卒と大卒で給料が違ってくるわけですし、病院という医師という最高学歴の人と日々一緒に過ごしているというのも関係しているのかもしれません。

学歴なんてものに本質的な意味はないと私は思っています。できる人はできるし、できない人はできない。でも「社会」が学歴を求めていて、学位記という紙切れ一枚で評価がかわったり、学位がないというだけでなにか制限が敷かれるという現状があるなら、学歴は持っていた方がいいと思うし、あって悪いことはない、そう考えています。あとはバランスですよね。仕事を辞めてまで看護大学に編入する程の価値はないけど、通信教育+学位授与機構という実現可能なちょっとした努力と費用で済むのあれば、いっちょやってみようかというのが私のスタンス。

たぶん看護の仕事と一般教養的な大学課程の勉強は直結しにくいと思います。実務を考えるならナース向けのセミナーに参加するのがいちばんいいと思いますが、実学ではなく、趣味(?)として学問の基礎を勉強するという体験が、きっと考え方とか物事の捉え方に影響を与えるというか、視野に幅ができると思います。勉強が楽しいと思えれば占めたもの。そんな学ぶスタンスを確立する場として大学はいいよなと思っています。

一緒にがんばっていきましょう。願書の提出、2/15までですよね。最終学歴の成績証明書の取り寄せもまだなので、そろそろ急がなくちゃと思ってるところです。履修科目が決まったらまたブログに公開しようと思っています。その際にはまたコメントをいただけるとうれしいです。
Posted by 管理人 at 2007年01月11日 01:50
こんにちは
いつも拝見させていただいて、とっても参考にさせていただいています。
実は私も放送大学を受けようと思い、資料もとりよせ、看護学校にも書類を用意してもらい・・・。
ケーブルテレビなので、申込書も取り寄せ・・。でもケーブルでも費用は毎月5000円弱の出費。きついー!
スカパーの方がいいのかなー?とか
そして科目がまだ決めきらずにいるところです。まずは試験日がお休みのものをと考えたり、悩みますね。。遅くとも火曜には発送するつもりでいますが・・。
管理人さまは、すすみ具合はどうですか??
Posted by いちご at 2007年02月10日 13:24
いろんな情報を提供してくださって、すごく感謝してます。南の島の手術室5年目の看護師です。
放送大学のお話も興味深く読ませていただきました。
「大学にいく」なんて考えてもいませんでしたが、管理人さんや他のコメントしている皆さんにに触発され、一念発起して、昨日、やっと願書提出してきました☆
皆さんといっしょだと頑張れる気がします。
Posted by ゆき at 2007年02月10日 15:27
いちごさんもゆきさんも4月から同級生なんですね。
うちは放送は地上波でばっちり入るのですが、ビデオデッキがないので放送はほとんどあてにしていません。テキストだけでどうにかするつもりですが、場合によっては学習センターでビデオを見てみようかななんて思ってます。

ようやく願書の準備ができたので、今日、このあと郵便局に行って配達証明で出してこようと思います。前期の単位数は20単位。多いかなぁ。このあたりの話は今晩にでも新しいブログ記事として書き綴るつもりですので、ちょっとお待ちくださいね。

ゆきさん、ゆきさんが放送大学を決められたのはこのブログがきっかけだったんですか?? だとしたらすごくうれしいです。何気なく書いたものが誰かに響くのって不思議な気分です。長い道のりですが、お互いにがんばりましょうね。
Posted by 管理人 at 2007年02月10日 16:24
こんばんわ。ゆきです。
私が放送大学入学なんてことを思い立ったのは、このブログに出会えたからです。
県内または遠路はるばる東京まで行ってセミナーに参加していた私ですが、「趣味(?)として学問の基礎を勉強するという体験が、きっと考え方とか物事の捉え方に影響を与えるというか、視野に幅ができる」という管理人さんのコメントにぐらっと心を動かされてしまいました。
看護師としても一人の人間としても成長できたらいいなと思います。
私の未来を変えてくださってありがとうございます。
Posted by ゆき at 2007年02月11日 00:49
ゆきさん、南の島の手術室に勤務とありましたが、もしかして沖縄? いずれにしても遠くから東京のセミナーなどに参加されていたんですね。それを考えると放送大学だと学習センターがとりあえず各県にはあるから便利ですよね。

以前に書いた私の言葉がポンと出てきてちょっと戸惑ってしまいました(^^ゞ 勉強というと、看護師ならきっと働きだしてからも続けていると思うのですが、でも本当の意味での勉強って意外とする機会がこれまでほとんどなかったんじゃないのかなと私は思っています。小中高・それに看護学校というのは与えられたものを受けるだけであって、社会人になってからの勉強は必要に迫られての実学。

自由に学ぶという体験ができるのは、きっと「大学」なんだと思うんです。特に1−2年の基礎教養は数ある選択肢のなかから自分の興味のあるものを選ぶという、高校までの間にはあまりなかったものだと思います。

私の場合、ここで哲学や宗教学、論理学などを取ってみて、ギリシャ時代に始まった「学問」が枝分かれしていって、人文科学、自然科学などに細分化されて、いまの学問の大系ができあがったんだということを初めて知って、学ぶことにとても興味が湧いてきました。ダビンチなんかは万能の天才とかいわれていますが、当時、細分化されていない学問体系を考えれば医学、芸術、建築、物理などが混沌としていたのもわかる気がするし、物理学者であるはずのニュートンが神がどうのとか宗教的なことを言っていたのもわかる気がします。実学以外のガクモン、きっとおもしろいと思いますよ。楽しんでいきましょうね。
Posted by 管理人 at 2007年02月13日 02:55
しばらく訪問しなかったら色々な方が書き込まれてますね。例の著者の松本さんまでも・・影響力の大きいブログだってことがうかがえます♪
私は今回15科目申請しました。出来るだけ早く必要な単位は先に取っておいて、後期からはプラス自分の興味のある科目を余裕を持って楽しみながら勉強したいと思ったからです。でも私の場合は進学コースの2年課程卒なので62単位取らなければなりません。面接授業で教授陣の講義を聞けるのも楽しみなので取れるぎりぎりのラインで受けようと思っています。仕事は普通に常勤で働いており、急性期を抱えた超忙しい病院なのでかなり忙しくなるでしょうが絶対2年で卒業して看護学士を取りたいと思っています。みなさん一緒に頑張りましょうね。
ブログの更新も楽しみにしています。
Posted by ひかる at 2007年03月06日 13:14
ひかるさん、おひさしぶりです。ひかるさんも無事に放送大学申請が終わったんですね。履修登録、15科目ですか!? ってことは30単位! 私なんか20単位でも、ダメかも、、、なんて言っているのに、なんだか恥ずかしいです。お互い、新しい世界へ突入、ですね。がんばりましょう。そうだ、早く学費の払い込み、行ってこなくちゃなぁ。
Posted by 管理人 at 2007年03月07日 01:07
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/30498217
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック